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ガラスハーメチックシール

硝子封止とは

真空(気密)の用途で絶縁物と金属を接合する方法がガラス封 止です。信号線などの金属製ピンとガラスとの封止は、コバールガラスとコバール金属(合金 Fe : Ni : Co= 54 : 29 : 17)を加熱して熔着させるものです。お互いの母材の熱膨張率がよく似ていることを利用した方法ですが、欠点として外力(衝撃:収縮など)に弱いことがあげられます。形状や封止方法に制約がないため、セラミック封止に対して優れたものでもあります。

封止品サンプル

RF Package
ミリ波帯対応端子
高圧容器

金属封止組み合わせ

ベ-ス リ-ド ガラス 仕上げ
整合封止 コバ-ル コバ-ル ホウ珪酸ガラス Ni-Ep+Au-Ep
Cu/W材 コバ-ル ホウ珪酸ガラス Ni-Ep+Au-Ep
圧縮封止 Fe材 Fe-Ni50% 軟質ガラス Ni-Ep+Au-Ep
Fe材 Cuクラッド材 軟質ガラス Ni-Elp
ステンレス材 Fe-Ni50% 軟質ガラス Ni-Ep

対応アイテム

1.多芯header
2.ミリ波帯(DC~110GHz)端子
3.高放熱header
4.高圧容器用ハ-メチック
5.カスタム品の設計・製作

加工フロ-(社内一環生産)

①材料購入→
②機械加工(プレス・M/C・旋削加工)→
③封止→
(④ロ-付け)→
⑤表面処理→
⑥品質確認→
⑦出荷

封止関連保有設備

・トンネル炉 : 7基
・Heリ-ク試験機 :2機
・超絶縁抵抗試験

品質保証

気密封止製品に期待する高い品質基準を保証するために、必ず試験と品質保証プログラムを実施します。
これらのプロセスは、MILSTD883 MILPRF38534JEDEC9およびTelcordia規格に従い、以下の項目の試験を含みます。

気密性        : ヘリウムリークチェック(質量分析器)
電気絶縁性      : 電気テスト(高電位および絶縁抵抗)
リード線の疲労
目視および寸法テスト
半田ぬれ性
熱衝撃

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